ここ最近の夏は、外出が危険なほどの高温が、しかも長く続くため
冷房の効いた室内で過ごす人が多く、
夏冷えの人が増えているといいます。
そんな時におすすめなのが、
体を温める性質の野菜をたっぷり使った蒸し浸し。
油を使わず蒸すので、脾胃(消化器)にもやさしく
さっぱりといただけます。
蒸した野菜はジューシィで旨味もたっぷりです。
◇かぼちゃ・・温性/脾胃を温め、補い、消化機能を助ける
◇パプリカ・・平性(温めも冷やしもしない性質)
/気を巡らせ、胃の働きを整える。食欲不振やイライラにも◎
◇ししとう・・温性/お腹を温める力が強く、胃を元気にし、血を巡らせる
◇みょうが・・温性/お腹を温める力が強く、気と血を巡らせる。香りで食欲UP効果も。
※だし汁は味を見てお好みで調整してください。
※蒸し器がない場合、レンジでの加熱でもよいです。
その場合も加熱時間はほぼ同じですが、途中裏返すなど、様子を見ながら加熱時間も加減してください。
※食材の五性(温める/冷やすなどの性質)は下記を参照にしています
日本中医食養学会編著. 食養生の知恵 薬膳食典 食物性味表. 第2版,燎原書店,2021,287p.
投稿日: 2025年8月26日