冷やす生柿と冷やさない干し柿

柿のお話。


薬膳では柿は

▷体(特に肺)を潤す

▷熱を冷ます

▷酒酔いを治す


などの働きがあり、

特に乾燥する秋冬にぴったりの果物です。

肺を潤すのでから咳によく、

口や喉の渇きにも効きます


さらに柿の特徴として、

生のものと、干したもので効能が変わるということがあります。


▷生の柿は寒性で強く冷やす性質ですが

(そのため熱を冷ます作用もある)

▷干した柿は平性(冷やしも温めもしない)となり

体を冷やしません。(熱を冷ます作用はなくなる)


干し柿はさらに胃腸への働きが増して

消化や便の調子を助け、美肌効果も!


さらに、干し柿の表面にできる白い粉は

「柿霜」しそう、といい

咽頭痛や口内炎にも使われる生薬にもなるほどです


さらにさらに、柿のヘタは「柿蒂」してい、といい

しゃっくりの妙薬になります。

樹皮や花にも薬効があり

「柿が赤くなると、医者が青くなる」というのは

実だけの話ではなく、柿の木全てが薬効を持つ

素晴らしい力を持っているからなのですね。


特に干し柿は、脾胃にやさしく

体を冷やさないので、おすすめです。

滋味深い甘さはそのままでも、

クリームチーズを合わせたり

おなますなど、酢の物に加えるのも美味しいですよ。